ファインマンだな

「ご冗談でしょう,ファインマンさん」の上巻を読書中.はじめのうちは,ふーん,って感じで読んでいたのだが,読み進めて行くうちに,何だがこの人って変,つか面白いって感じたら最後,夢中になってしまった.金庫破りの話題もサイコーだし,バルブのネタは思わず電車内で噴出してしまった.

彼の生きていた時代は,フォン・ノイマンやらワトソン・クリックのワトソンやらアインシュタインやら大御所集いだねぇ.さらにファインマンが当初,生物学研究に足を突っ込んでいたとは知らなかった.生物学用語に泣かされる姿に共感.そして,ファインマンにおける物理学が自分における何なのか,それを一番考えさせられてしまっているのであった..

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)