分子生物学者
になる日も近いキラです..最近はエタ沈,フェノクロ,制限酵素処理,BAP,ライゲーション,植菌,ミニプレ…,と遺伝子操作が楽しげな毎日.タンパク質工学とやらも意外と楽しいのかなぁ…って,ほんと何をやりたいのか分からない自分..
ここではtRNAにアミノ酸を結合させる酵素,aaRSの改変がメインテーマ.非天然のアミノ酸を認識し,ねらいのtRNAにチャージする改変aaRSを作り出す.改変が成功すると,部位特異的に機能性アミノ酸をタンパク質に導入することが出来,好みのタンパク質にスペシャルな機能を付加することが可能となる.
部位特異的に入れる方法がマニアックで,アンバーサプレッションって方法を使うわけ.つまり,遺伝子中の非天然アミノ酸を入れたい箇所のコドンを終止コドンにしておいて,終止コドンを認識するtRNAを用意,そのtRNAには非天然アミノ酸がチャージされるように改変aaRSを用意…,これで遺伝子中の終止コドン部分は非天然アミノ酸に翻訳されると….
何度聞いてもマニアック!
なんでこんなことをやってしまうのだろう,分子生物学者って..